当院のがん治療について

About our cancer care

大腸がん

副院長 仲地厚

副院長 仲地厚

  • 日本外科学会専門医・指導医
  • 消化器外科学会専門医・指導医
  • 日本がん治療認定機構認定医
  • 日本消化器がん治療認定医
外科部長 照屋剛

外科部長 照屋剛

  • 日本消化器外科専門医・指導医
  • 日本外科学会外科専門医・指導医
  • 日本再生医療学会認定医
  • 日本がん治療認定機構認定医

大腸がんとは

大腸がんとは

当院の大腸がん登録数は年々増加し、沖縄県の院内がん登録の2015年の登録集計では、沖縄県内で2番目の登録数となっています。大腸がんのリスクとして、アルコール摂取や、肥満、喫煙や加工肉の摂取といった原因が考えられます。飲酒は適度に行い、加工肉の摂取を控えるようにし、肥満に注意し、喫煙をしない事が大腸がんの発生の予防となります。
がんがまだ小さい場合には、内視鏡手術で切除する事ができます。内視鏡で処置できる大きさをこえると、手術となりますが、手術後の傷跡が小さな腹腔鏡手術でがんを切除する事も可能です。
がんが大きくなると、腸の閉塞を起こしたり、出血が持続したり、場合によっては穿孔し腹膜炎となる事があります。大きくなったがんは手術治療が必要となり、穿孔し腹膜炎となった場合には緊急手術が必要となり人工肛門を造設する事もあります。大きながんはほかの臓器へ転移する事があり、肝臓や肺の転移した臓器の手術が必要となり、抗がん剤治療等が行われます。

大腸がんの治療方針

大腸がんが、粘膜内にとどまっていれば大腸内視鏡で切除できる場合があり、当院では、粘膜下層剥離術(ESD)という手技で積極的に治療を行っています。それ以上に進行した場合には外科的手術を行います。
当院による手術は、傷の小さな腹腔鏡下手術と腹部を 15 ㎝程度切開する開腹法があります。がんが大きい場合は、肝臓や肺などの臓器に転移することがあります。その場合は、その臓器の病変の部分と近くを含めて切除します。
開腹手術が主であった大腸がんの手術は、傷が小さく、術後の痛みが少なく、術後の回復が早い腹腔鏡下手術に移行してきています。腹部に開けた5つの穴から細長い筒型の腹腔鏡(カメラ)と棒状の手術器具を挿入して病変のある腸管を操作します。大型のモニターに、お腹の中が拡大されて鮮明に映し出され術者と助手が同じ画像を見ながら手術を行います。病変を体外に取り出すために腹部を4㎝程度切開しますが、お腹を大きく開ける開腹手術に比べると術後の痛みが少なく、回復が早く、体の負担が少ないのが特徴です。大腸がんの抗がん剤治療は2つに大別され、手術後の補助化学療法と切除不能・再発転移例での全身化学療法があります。手術後の病期分類がステージ3(一部ステージ2も含む)の場合には、手術でがんを取り除いた後も目に見えない小さながん細胞が残っている可能性があります。補助化学療法とは体のどこかに潜んでいる微小残存腫瘍を、抗がん剤で攻撃して再発させないための治療です。切除不能がん(ステージ4)に対する全身化学療法は、手術でがんを取りきれない場合に行う抗がん剤治療です。その場合の主な目標は、がんの大きさを抑えることで生存期間を延長させ、QOL(生活の質)を向上させるための治療となります。治療に用いる薬剤は多くあり、抗がん剤治療のみでも平均で2年から2年半ほどの生存が期待できます。

大腸がんの治療方針

当院の特徴

当院は沖縄県で初めて早期大腸がんに対して内視鏡的粘膜下層剥離術(ESD)の先進医療を認定された施設であり、内視鏡的治療を積極的に行っています(現在、この手技は保険適応となっています)。
また、外科的手術を行う場合は、安全・確実に行うことを基本とし腹腔鏡下手術を第一選択として施行しています。腹腔鏡下手術には、必ず腹腔鏡手術を経験した医師が 2 人以上参加し、十分な根治性を追求し、合併症の少ない手術を行うように心がけています。
また抗がん剤治療においては、安全・安楽かつ確実に行えるように、副作用や合併症への対策にも配慮しながら治療を行っております。そのためには薬物療法を行うがん専門医師のみならず、緩和ケア専門医師や看護師(がん疼痛緩和認定看護師、がん化学療法認定看護師)や薬剤師(がん薬物療法認定薬剤師)や臨床心理士といった多くのがん専門スタッフが協力しあい、患者さんの抗がん剤治療がきちんと行えるよう努めております。

大腸がん治療に関するお問い合わせ

豊見城中央病院

月〜金:8:30〜17:30 / 土:8:30〜12:30

098-850-3811