診療科について

消化器外科のご案内

外科について

豊見城中央病院における外科手術数は、過去2年をみると2013年は年間1132例、2014年は年間1164例の手術治療が行われ、2015年は月平均100例の手術治療が行われており、1年間で1200例を超える勢いで手術数が増加しています。
病気で手術を要する方々に安全で適切な手術治療が提供できるように診療体制としては、肝臓膵臓、大腸、胃、肺、乳腺、血管の専門領域別に習熟した診療グループによる治療を基本とし、診断や治療について外科医全員がお互いをサポートしながら連携協力し情報を交換しております。さらに良い医療が継続的に提供できるように治療技術を熟練医師から若手医師へとつなぎながら、すべての外科医が日夜、勉強し研鑽をつんでおります。
また、治療のみならず、術前診断の制度の向上や、合併症の低減に対しての知識の習得についてもすべての外科医で努力がなされております。院外においては、疾患の予防や相違発見と早期治療が地域住民には大切と考え、地域住民のみならず、遠い地域や離島の方々に対して、医療情報や疾患予防と治療について外科医による講演会も数多く行っております。
さらに注目すべきは、特殊な治療とする腎移植や、鏡視下手術や、免疫治療などについてもそれぞれの治療全般に長けた医師が治療を行っており、また、抗がん剤治療や、消化器がん手術、静脈瘤手術、鼠径ヘルニア手術についても治療数や手術数が多く、安全で安定した成績の良い治療の提供が期待できます。

tomishiro_img_cancer_2015_0101-1231

消化器外科、内視鏡外科

食道癌が年間3例,胃癌が約35例の症例数でした。胃癌においては,超音波内視鏡による術前深達度診断や術中迅速病理診断を活用、切除断端の癌細胞の有無、センチネルリンパ節生検を行う事で,噴門側胃切除術や幽門保存胃切除術,胃分節切除術,胃局所切除術などの縮小手術も行っており、術後のQOLも良好で,これまで再発例もなく,良好な成績を収めております。
また、早期胃癌は全例消化器内科にコンサルトし,内視鏡的粘膜下層剥離術などの適応も検討して,過不足のない治療を心がけております。
大腸癌手術症例は、年間118例でした。ガイドラインに沿った治療法を心掛けており、手術に関しては適応を厳格にしながら、直腸癌に対する側方リンパ節郭清や肛門温存手術を行っております。
腹腔鏡下手術も胃、食道、大腸、直腸、脾、副腎疾患に対し、適応に応じ積極的に実施しており治療成績を落とさず、併せて術後のQOLを高めるよう工夫しております。
また腎不全の患者様に対しては、腎臓内科と協調し腹膜透析を積極的に導入しております。カテーテル留置、固定を腹腔鏡下に行う事で低侵襲で美容的な面にも配慮した手術を心がけています。
胃癌および大腸癌に対する化学療法は、科内で適応およびレジメを統一し、それぞれのガイドラインに準じ、常に最新の治療法が施行できる体制であり、当院では外来にて化学療法を行っております。

肝胆膵

2014年度は、肝切除19症例、膵切除16症例でした。当院ではこれまでに肝切除170例以上、膵切除150例以上行っております。
特に高難度手術の膵頭十二指腸切除術は115例を数えており、安定した手術実績を示しております。
MD-CT検査や超音波内視鏡検査、PET検査などを駆使した精密な進展度診断を元に、患者に適した過不足のない手術治療を心がけております。
また治療が難しい症例に対しては最新の化学療法や免疫療法、あるいは体調を優先する緩和医療など集学的治療を行うことが可能です。

tomishiro_img_syokakigeka_KantansuiTransition20160407

薬物療法(抗がん剤治療)について

当院における抗がん剤治療は消化器がん、乳がん、更には呼吸器がん、婦人科がん、泌尿器科がんの患者さんに対する治療を主に外来化学療法室にて行っております。一部のがんや抗がん剤の種類によっては入院にて治療を行う場合もございます。

そのなかでも外科においては、大腸がんや胃がんや食道がんなどの消化管がんや、膵臓がんや肝臓がんや胆管がんなどの消化器がん、更には乳がんの患者さんに対して各分野の専門医が抗がん剤治療を行っております。

当科で実施している抗がん剤治療は、日本国内で行われている標準治療を統一して実施しております。
標準治療はそれぞれのがん種別においてがん専門学会が提供しているガイドライン(治療指針)に準じた治療法のことです。さらにガイドラインに記載がなくても、有効な治療でありそれぞれの学会が認めた抗がん剤であれば、いち早く実施可能な体制を常に整えております。

以前なら抗がん剤治療を行っても治療効果が低く、副作用が強くてつらいだけの治療とのイメージがあり、実際そのようなことが多かったと思います。

しかしながら、近年の抗がん剤治療薬の進歩は目覚ましいものがあり、様々ながんにおいて生存期間の延長が認める治療法が増えています。治療をスムーズに行えるように副作用対策も以前に比べると進歩しております。当科においても抗がん剤治療が安全にかつ有効に行えるように、副作用や合併症への対策にも配慮しながら治療を行っております。

そのために抗がん剤を行う専門医師のみならず、緩和ケア専門医や看護師(がん疼痛緩和認定看護師、がん化学療法認定看護師)や薬剤師(がん薬物療法認定薬剤師)や心理士といった多くのがん専門スタッフが協力しあい、患者さんの抗がん剤治療がきちんと行えるよう努めております。

当院における抗がん剤症例関連の治療成績

当院の大腸がん5年生存率

5d2e72a821cd82ac4e099d339ced05cb

大腸がん肺転移切除症例・治療成績生存率

b91e67200736188fcbe13ce0158a7f19

大腸がん肝転移切除症例・治療成績生存率

b91e67200736188fcbe13ce0158a7f19

外科疾患別ー外来化学療法実績

9018f8f5c04fdb26aa5cece69c725904

5大がん治療成績(5年生存率)

2005年~2009年診断症例(外科、手術あり症例)

2006年~2010年診断症例(全診療科、全治療症例) ※全治療=手術、化学療法、ホルモン療法、緩和的治療など

がん治療関連サイトのご紹介(クリックすると別タブが開きます)

平成28年8月1日からの診療

午前 交代制(一般外科)

大田 守仁
(消化器)

照屋  剛
(化学療法のみ)

安里 昌哉
(消化器)
交代制(一般外科)

仲地 厚
(大腸・消化器)

澤岻 安勝
(胃・消化器)
交代制(一般外科)

嵩下 英次郎
(一般外科/予約のみ)

照屋 剛
(消化器・化学療法)
交代制(一般外科)

仲地 厚
(大腸・消化器)

照屋  剛
(大腸・消化器)
交代制(一般外科)

我喜屋 亮
(甲状腺/予約のみ)
交代制(一般外科)
午後(予約紹介のみ) 交代制(一般外科)
大田 守仁
澤岻 安勝
※第3以外

松原 忍
(リンパ浮腫外来)
※第3のみ
大田 守仁
(献腎登録外来)

照屋  剛
(ストーマ外来)
休診 休診 休診

※受診の際、保険証の確認をいたします。忘れずにご持参下さい。

 午後の診療は予約・紹介のみとなっております。

仲地 厚 副院長

氏名 仲地 厚
ふりがな なかち あつし
卒業大学 琉球大学
卒業年次 1991年
専門分野
消化器外科(大腸がん・直腸がん)
腹壁ヘルニア・鼠径ヘルニア

経歴

琉球大学医学部付属病院第一外科研修 外科
県西部浜松医療センター(静岡県) 外科
独立行政法人国立病院機構 沖縄病院 外科
国立病院機構 長崎医療センター(長崎県) 外科
北部地区医師会病院 外科
那覇市立病院
豊見城中央病院 外科
豊見城中央病院 外科 副院長

資格・専門医・認定医等

日本外科学会 専門医・指導医
日本消化器外科学会 専門医・指導医
日本癌治療認定医機構 がん治療認定医
日本消化器がん治療認定医
日本短期滞在手術手技研究会 世話人
九州ヘルニア学会 世話人

メッセージ

大腸がんと鼠径腹壁ヘルニアの治療を担当しています。

大腸がんは早い段階で治療を行えば根治が望める病気です。早期発見のために検診を受診し、血便や腹痛などの症状があれば早めに病院を受診する事が大切です。当院では傷が小さく侵襲の少ない手術である腹腔鏡下大腸切除術を基本としており、患者の体に負担が少なく、合併症が少なく、かつ効果的な治療を心がけています。

鼠径ヘルニア、腹壁ヘルニアの手術は体に負担の少ない5mm創の腹腔鏡下手術を行っており、合併症や再発が少なく良好に経過しています。

皆様が病気に対して不安なく生活できる事を願い診療しています。

照屋 剛 外科腫瘍科部長

氏名 照屋 剛
ふりがな てるや つよし
卒業大学 琉球大学医学部医学科
卒業年次 1989年
専門分野
経歴

琉球大学医学部附属病院
大道中央病院
白銀病院
もとぶ野毛病院
北部地区医師会病院
那覇市立病院
大道中央病院
与勝病院
豊見城中央病院 外科部長

資格・専門医・認定医等

日本消化器外科学会専門医
日本外科学会外科指導医・専門医
日本再生医療学会再生医療認定医
日本がん治療認定医機構がん治療認定医

メッセージ

胃や大腸などの消化器疾患を中心に診療しており、主に胃癌や大腸癌に対してはそれぞれの専門機関より提示されている治療ガイドラインや取扱い規約に準じた治療法相談や化学療法治療を実施しています。
また化学療法(抗癌剤治療)における免疫療法併用についての相談も行っています。

大田 守仁 外科部長

氏名 大田 守仁
ふりがな おおた もりひと
卒業大学 九州大学医学部
卒業年次 1997年
専門分野
消化器外科・腎移植外科
経歴

九州大学病院第一外科 外科研修医
愛媛県立中央病院 外科研修医
国立中津病院 外科
北九州市立医療センター 外科
九州大学病院臨床・腫瘍外科 外科医員
豊見城中央病院 外科
豊見城中央病院 外科医長
豊見城中央病院 外科部長

資格・専門医・認定医等

日本外科学会専門医
日本移植学会認定医
日本臨床腎移植学会認定医
日本肝胆膵外科学会

メッセージ

腎不全に対する根本治療である腎移植を沖縄県内全ての患者に届けるべく努力しています。年間移植件数は約20件と全国でも有数の症例数であり、これまで透析に戻った患者は一人もいません。また肝胆膵の高難度手術も行なっており、肝切除術、膵頭十二指腸切除術は年間10例以上施行し、良好な結果を示しています。患者の命を託すことができる医師を目指しています。

嵩下 英次郎 【外科救急科部長】

氏名 嵩下 英次郎
ふりがな だけした えいじろう
卒業大学 産業医科大学
卒業年次 1991年
専門分野
経歴

沖縄県立中部病院 研修医
沖縄県立北部病院 外科
沖縄県立宮古病院 外科
沖縄県立中部病院 外科
Toronto General Hospital CANADA 胸部外科臨床留学
Queen Mary Hospital Hong-Kong 食道外科 臨床研修留学
沖縄県立中部病院 外科医長
沖縄県立中部病院 外科副部長 
呼吸器外科部長
沖縄県立八重山病院 吸器外科
部長沖縄県立中部病院 呼吸器外科部長
長崎みなとメディカルセンター 市民病院救急科
豊見城中央病院 外科部長

資格・専門医・認定医等

日本外科学会認定医専門医
日本救急医学会認定医専門医
日本癌治療認定医
産業医

メッセージ

澤岻 安勝

氏名 澤岻 安勝
ふりがな たくし やすかつ
卒業大学 熊本大学
卒業年次 1996年
専門分野
消化器外科
経歴

琉球大学 第一外科 入局
仁愛会 浦添総合病院
新潟市民病院
琉球大学 第一外科
かりゆし会 ハートライフ病院
友愛会 豊見城中央病院

資格・専門医・認定医等

日本外科学会 専門医
日本消化器外科学会 専門医/指導医
日本消化器病学会 専門医
日本消化器がん治療認定医
医学博士

メッセージ

1996年に琉球大学に入局し、19年間、関連病院で研鑽を積んで参りました。豊見城中央病院から見える夕陽は大きく感動的で、私自身も癒されております。南部地区に力強い診療を提供できる医師を志しております。

安里 昌哉

氏名 安里昌哉
ふりがな あさとまさや
卒業大学 香川大学
卒業年次 2005年
専門分野
消化器外科
経歴

南部徳洲会病院 初期研修
豊見城中央病院 外科
国立がん研究センター中央病院(外科レジデント 肝胆膵外科コース)
豊見城中央病院 外科

資格・専門医・認定医等

日本外科学会 専門医
日本肝臓学会 肝臓専門医
日本肝胆膵外科学会
日本消化器外科学会
日本臨床外科学会

メッセージ

消化器癌を中心に診療しています。
外科的な治療のみならず術後のフォローや精神的サポートなど総合的なチーム医療を患者様へ提供するようこころがけています。

辻村 一馬

氏名 辻村 一馬
ふりがな つじむら かずま
卒業大学 東京慈恵会医科大学
卒業年次 2008年
専門分野
消化器外科・腎移植外科
経歴

湘南鎌倉総合病院(初期研修)
東京女子医科大学 (泌尿器科 入局)
豊見城中央病院(外科)

資格・専門医・認定医等

日本泌尿器科学会専門医

メッセージ

2015年よりこちらに赴任させて頂いております。専門は泌尿器科ですが、腎移植を中心に幅広い診療を行なっていきたいと思います。宜しくお願い致します。

知念 澄志

氏名 知念澄志
ふりがな ちねんきよし
卒業大学 琉球大学医学部
卒業年次 2012年
専門分野
消化器外科・腎移植外科
経歴

帯広第一病院 研修医
九州大学病院臨床・腫瘍外科 外科後期研修医
国東市民病院 外科後期研修医
豊見城中央病院 外科後期研修医

資格・専門医・認定医等

【参加学会】日本外科学会、日本消化器外科学会、日本内視鏡外科学会
【資格】マンモグラフィ読影認定

メッセージ

これまで消化器外科を中心に、北から南まで各地域で研修してきました。当院では腎移植にも携わり、沖縄県の腎不全の患者様にも貢献したいと思っております。よろしくお願い致します。

伊波 孝路

氏名 伊波 孝路
ふりがな いは こうじ
卒業大学 琉球大学医学部 長崎大学薬学部
卒業年次 2012年
専門分野
消化器外科
経歴

長崎大学薬学部卒業 薬剤師
琉球大学医学部卒業
外科後期研修医 初期研修医
外科後期研修医 外科後期研修医

資格・専門医・認定医等

医師
薬剤師
日本外科学会所属
日本臨床外科学会所属

メッセージ

薬剤師から医師に転身し早いもので4年目に突入しました。日々患者様から学ばせていただいております。誠心誠意、日々の診療に従事してまいります。

ページトップへ戻る