部門紹介

Introduction of divisions

医療技術|心理相談室

医療技術|心理相談室

心理相談室は、外来への通院や入院をされている患者様とその御家族への心理的支援が主な活動となっています。
所属をしている全員が、臨床心理士、公認心理師の資格を取得しています。

認知症ケアチーム(DST)

当院では高齢者の方が入院されることも多く、身体疾患以外にも認知症を患っていらっしゃる場合も少なくありません。認知症高齢者の方が安心して入院中の治療が受けられるよう、医師、認知症看護認定看護師、社会福祉士、薬剤師などの多職種と連携をしながら、医療の質の向上を目的として活動しています。DSTでは毎週1回、チームで病棟を回ってカンファレンスを行い、公認心理師は患者様に安心感を持ってもらえるような関わり方の提案を行っています。

認知症ケアチーム

緩和ケアチーム

医師、緩和ケア認定看護師を中心にチームを構成し、毎週1回、カンファレンスや病棟回診を行いながら、がんによる身体的な痛みを含めた全人的苦痛(トータルペイン)の緩和ができるようサポートしています。公認心理師は、患者様が今まで歩んでこられた人生の背景に目を向け、がんになってもその方らしく日々の生活が送れるよう、患者様と一緒に考えていきます。また、患者様を側で支えておられる御家族の精神的な負担の軽減にも努めています。

緩和ケアチーム

精神科回診

当院では、週に一度、提携している病院先から派遣された精神科医と共に専門職が各病棟を回って、患者様の精神的なケアを行っています。病院という普段とは違う環境で身体の治療をする際に、患者様の中には必要以上に不安を感じてしまったり、気分が落ち込んでしまう方もおられます。公認心理師は、事前に患者様の生活歴や病歴を含めた情報収集を行い、精神科医がスムーズで的確な診断が行えるようサポートしています。

赤ちゃんサークル

当院で出産をされた方を対象に、1歳未満のお子さん同伴の赤ちゃんサークルを開催しています。女性の公認心理師が中心となって助産師、栄養士とも連携をしながら子育て支援を目的として活動しています。開催日は祝日を除いた、毎月第一、第三金曜日となっています。お母さん同士が集まって、子育て中の不安や、お子さんとの関わり方などを共有したりと、情報交換の場として活用して頂けます。気軽に参加をして頂けるように、お茶やお菓子などを用意したり、1回毎に完結するようなプログラム作りなどの工夫を行っています。

各種外来支援

各種外来支援

ペインクリニック外来

痛みが長期化すると慢性疼痛となり、患者様は生活面でも痛みによる影響を受けやすくなります。慢性疼痛に対しては、集学的治療が有効であるといわれています。集学的治療では、医師や看護師を中心に異なる専門スタッフが、チームとして情報を共有・連携し、患者様に合わせた専門性の高い支援を行います。慢性疼痛治療ガイドラインでは有効的な介入として、痛みに影響を与える思考や行動への認知行動療法的トレーニングが挙げられており、公認心理師は集学的治療の一つとしての認知行動療法を用いたアプローチを行っています。

物忘れ外来

以前は一人で出来ていた薬の管理や買い物が出来なくなっているなど、高齢の患者様本人やその御家族が、日々の生活の中で患者様の言動に違和感を抱くことがあります。物忘れ外来では、神経内科医がMRIなどの画像診断や御家族への聞き取りの内容、神経心理学的検査の結果を総合的に判断して、患者様の認知機能に関する評価を行います。公認心理師は神経内科医の指示の元、神経心理学的検査を実施して診断の補助を行っています。

そらまめ外来(腎代替療法選択サポート外来)

主に糖尿病などが原因で起こる慢性腎臓病には、血液透析だけでなく残存機能を保護する体に優しい腹膜透析や、透析治療を行わず保存期腎不全からそのまま腎移植を行う先行的腎移植など、治療の選択肢があります。どのような治療選択をするのかは、今後の患者様の人生に深く関わる事柄です。そらまめ外来では、患者様や御家族が後悔のない選択ができるよう、医師・看護師・栄養士・薬剤師・社会福祉士・移植コーディネーターなど多職種で関わり、診療や教育、相談等を行います。公認心理師は、定期的にこころの辛さに関するスクリーニングを行い、いち早く患者様のこころのケアが出来るように努めています。

生活習慣病外来

生活習慣病は短期間の不摂生が原因というよりも、その方にもともと根付いている生活スタイルの影響を大きく受けます。生活習慣病外来では、高血圧症、脂質異常症、糖尿病等の進行による重篤な合併症の予防と、主な原因である生活習慣の改善を目的として多職種が連携をしながら行動変容へのアプローチを行います。公認心理師は、患者様の生育歴や生活してきた環境を把握して、その方がより負担なく生活習慣の改善に取り組めるように、より個人に合わせた支援を行っています。

心臓リハビリテーション外来

心臓リハビリテーション外来は、心疾患の再発予防や予後改善を目的とし、運動療法、生活習慣の適正化指導を行っています。Heart(心臓)が“心”と訳されるように、心疾患はストレスと関わりがあるとされており、公認心理師は、ストレス・マネジメントに関するレクチャー、メンタルヘルスのスクリーニングおよび高ストレス患者様へのカウンセリングを担当しています。心臓リハビリテーションウォーキング大会にも参加しています。

心臓リハビリテーション外来 心臓リハビリテーション外来2

学会発表

2017年度
  • 「OPE後の補助化学療法に迷いを抱いた患者との面接」
    沖縄県臨床心理士会 緩和ケア事例検討会
  • 「当院腎代替療法選択支援外来およびPD外来での精神面に関するスクリーニング効果の検討」
    第23回日本腹膜透析医学会学術集会・総会
2016年度
  • 「統合失調症患者のPD/HD RRTの実際」
    TRC沖縄Web CONFERENCE
  • 「受容(RRT選択)が難しい患者へのアプローチ」
    TRC沖縄Web CONFERENCE
  • 「当院の心臓リハビリテーションにおける臨床心理士の役割」
    第11回沖縄県心臓血管リハビリテーション研究会
  • 「終末期に「生かされている苦痛」を訴えたがん患者の1事例」
    第40回日本死の臨床研究会年次大会
  • 「PDからHDへの移行に拒否を示した一事例との関わりを通して」
    第22回日本腹膜透析医学会学術集会・総会
  • 「総合病院における他職種との協働的なアプローチについて」
    第33回日本家族研究・家族療法学会 長崎大会