診療科のご案内

Speciality Care Clinics

糖尿病・代謝内科について

糖尿病・代謝内科について

当科は、常勤医師10人(糖尿病専門医資格6人、内分泌内科専門医資格4人)、非常勤2人で運営しており、糖尿病学会認定教育施設及び内分泌学会認定教育施設として認められた県内有数の施設となっております。昨年1年間では、1型糖尿病患72人、2型糖尿病患1455人、妊娠糖尿病63人が外来通院され、その中にはインスリン療法658人、インスリンポンプ治療者12人が含まれており、内分泌検査入院は186人に及びました。その他に、数多くの治験や臨床研究にも携わっており、常日頃より医学進歩に貢献しています。

糖尿病について

糖尿病とはインスリン作用不足による慢性高血糖状態のことであり、その治療目標は「健康人と変わらないQOL(生活の質)を保ち、健康人と変わらない寿命を全うすること」です。糖尿病の三大合併症には①神経症②網膜症③腎症があります。そして、高血圧、脂質異常症、喫煙などと共に脳梗塞や心筋梗塞などの動脈硬化性疾患を悪化させます。さらに、認知症や癌発症のリスクであることも最近明らかになってきました。悪化の自覚がなくても合併症は確実に進行して、いつか突然発症します。その合併症により介護が必要となり、御家族に肉体的、時間的、経済的な負担を強いるようになり、さらには社会的労働力の損失となります。

2型糖尿病患者様へ

どの優れた薬剤よりも重要なのは食事・運動療法です。成功と失敗を繰り返しながらも一生継続する治療で、それなりの努力が必要です。当院では、生活習慣や健康関連行動の変容を患者様自身ができるよう、医師・看護師だけでなく、心理士、運動療法士、栄養士、薬剤師による協力体制も整えてきています。治療に難渋する患者様については、各職種を交えたカンファレンスを行っています。

1型糖尿病患者様へ

2型糖尿病と異なり、インスリン分泌能が絶対的に不足しており、治療の基本はインスリン療法になります。食事内容や身体活動が血糖値にどのように影響を及ぼし、インスリンをどのように調整していけばよいか、一緒に考えていき、患者様自身が自己判断できるようになることが目標です。

糖尿病の検査や薬物治療について

糖尿病治療は目覚ましく発展しています。低血糖や体重増加をきたしにくい薬剤や、種々のインスリン製剤があります。また、当院では持続血糖測定器(CGM)を用いて、1~2週間の血糖変動をモニターすることができます。さらに、当院で扱っている持続皮下インスリン注入(CSII)療法は、0.025単位刻み、30分刻みで調整でき、通常のインスリン治療では血糖コントロールが困難な患者様にとって画期的治療です。そして、CGMとCSIIを組み合わせ、血糖値をリアルタイムに把握してインスリン投与量をいつでも変更できるSAP療法も行っています。外来治療で血糖コントロールが不良の場合には、入院での糖尿病教室も実施しております。

内分泌(ホルモン)疾患について

体調を整えてくれるホルモンの異常分泌によって、生活習慣病が発症し、一般的な生活習慣病よりも生命予後が悪くなることがあります。診断がつけば治療できますが、症状が漠然としているため判断しづらいことが問題です。多くの内分泌疾患がありますが、例えば、若年の治療抵抗性高血圧などは、原発性アルドステロン症かもしれません。また他にも、顔貌の変化、手指・足趾の巨大化、赤紫色の妊娠線様皮膚所見、中心性肥満、暑がり・寒がり、全身倦怠感、体重減少など症状があれば、内分泌疾患が隠れているかもしれませんので、ご相談ください。

糖尿病・代謝内科についての関連情報

糖尿病・代謝内科の診療に関するお問い合わせ

豊見城中央病院
月〜金:8:30〜17:30 / 土:8:30〜12:30

098-850-3811